27歳脱サラ→海外へ
私は大学卒業後、会社員をしていました。
父親の影響で「設計士」の道へ
小さい頃から多くを語らない父は、背中で語る人でした。だから私は中学の頃より設計を意識していたんだと思います。
(この頃は自宅でドラフターを使用して手書きの時代でした)
会社員時代にリーマンショックが起き、私の給料は全く上がらず。上がらないどころか下がっていました。
結婚も考えていましたので、とにかくがむしゃらに働き、残業はいつもフル。土日も会社にいることが増えていきました。とにかく仕事を覚え、給料を上げることだけ考えて行動してたように思います。(設計士を目指していましたがこの頃は技術営業に段々となっていました)
そうしたころ、上司に「お前は頑張ってるから必ず給料を上げてやる」と言われた飛び跳ねて喜びました。
私「上がらなかったら辞めていいですよね?」
上司「そんな会社は辞めたほうがいい」
よし!と心に決め、いざ昇級のタイミングになると、重苦しい雰囲気が。
そんなうまくいかないか…
そこで私はもう腹を括っていたので、まずは係長に社長と話がしたいと伝えその後、課長→部長→取締役と一人一人に説明していきました。
取締役には「社長から聞いてるがお前は社長のところまで話しにいくらしいな。社長から代わりに聞いてくれと言われた」
と聞いたときは、もう熱が冷めてましたね。
ようやく社長のところに行けたと思ったら経営についての話で終わってしまいました。
今ではあの時何を言われたか覚えていないのが少し悲しい。
ただ、経験として若干27歳の私が、一企業の上司の方達と一対一で話した経験はとても貴重でした。
この時私は海外に行くという理由のみの決断で、脱サラしました。
なぜ海外だったのかはまた後日。